UMPIRE資格制度

【仙台市野球協会 UMPIRE制度の理念】

1) 各団体において審判員の高齢化が進んでおり、野球に興味を持っている若い世代に審判員として活動する環境を作ることにより、若い世代の審判員を育てることを目的にする。

2) 審判員として技術向上を図る環境を作るとともに、生涯スポ-ツとして審判プレー(ジャッジ)を楽しむ環境を作ることを目的にする。

3) 高度な判定技術を備えた審判員により大会を運営し、かつ審判員経費で大会運営費を圧迫することのない真のアマチュアスポーツを目指すことを目的にする。

 

【UMPIRE資格制度】

1)認定資格制度の概要
指導者の「ゴールドUMPIRE」と「シルバーUMPIRE」の認定を行なう。シルバー資格に「一般シルバー」「上級」「準ゴールド」の3段階の認定資格を設け、試合毎にゴールド控え審判により資格審査を行う。有資格者は毎年野球協会会員の登録更新を行い活動する。
※但し、諸事情を考慮し、飛び年会員登録更新を認める。

2) ゴールドUMPIRE(指導者として認定試合で審査・指導する)
資格を得るには、学科試験・技能試験を受講する。
※試験を免除される者:「全軟1級審判員」「社会人野球審判登録者」「高野連審判登録者」「ソフト1種」

3) シルバーUMPIRE資格を得るには、学科試験を受講し、合格後審判講習を受講する。
※義務:登録活動年の審判講習を受講することを更新条件とする。

 

【シルバーUMIPIRE昇級基準】

1)一般シルバーUMPIRE
興味を持つきっかけとして学科試験だけで資格を得て会員となる。

2)上級UMPIRE
野球に精通しており、試合に問題を発生させないレベルとする。

3)準ゴ-ルドUMPIRE
審判の連携フォーメーションを理解し動き球審実績が豊富なこと。

 

【資格制度導入後の変化と現状】

1) 試合毎に控え審判により、審判報告書が作成され試合後各場面のジャッジについての指摘や指導があることにより、各自の自覚に変化が現れたのが至る所で目にする様になったこと。

2) チームでも審判ジャッジのことについて協議し技術向上に努めている姿が多くなり、指定試合以外の試合でも審判の服装が変わったこと。

3) 毎年UMPIRE検定を受験する人数が増加している。

4) ゴールドUMPIREの審判プレー量が増加する傾向にあり、ゴールドUMPIREの育成増員することが急務となっている。

 

【平成26年度UMPIRE会員】

仙台市野球協会 審判会員総数  1,060名

*ゴールドUMPIRE会員   64名
*シルバーUMPIRE会員  996名(一般シルバー839名、上級134名、準ゴールド23名)